武州古改江戸之図(読み)ぶしゆうこあらためえどのず

日本歴史地名大系 「武州古改江戸之図」の解説

武州古改江戸之図(承応江戸絵図)
ぶしゆうこあらためえどのず

五七・八×八九・一センチ 彩色 承応二年刊 伝存は写図または写図の複製のみ都立中央図書館ほか蔵

解説 内・外題とも同じ。外題を承応江戸絵図・承応二癸巳江戸図とするものがある。寛永図群の一形式で、初めて江東部分を描くが周辺市街には及ばず紙端で断たれている。これも中心部町屋の会所地を墨釘で表現するのが特徴である。古板江戸図集成(線描影写無彩)・「東京市史稿」市街篇付図収載。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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