武氏八幡宮(読み)たけうじはちまんぐう

日本歴史地名大系 「武氏八幡宮」の解説

武氏八幡宮
たけうじはちまんぐう

[現在地名]田万川町大字上小川東分 上ノ原

うえばら台地に鎮座し、祭神は応神天皇・神功皇后・田心姫命・湍津姫命・市杵島姫命。旧村社。

「注進案」によれば大宝元年(七〇一)豊前国宇佐うさ(現大分県宇佐市)より勧請されたとある。社伝では、当初鈴野川すずのがわ(現須佐町)桑瀬谷くわせだにに奉斎し、天慶年中(九三八―九四七)上小川西分かみおがわにしぶん千疋宮の尾せんびきみやのお、のち上小川東分かみおがわひがしぶんの上ノ原禅庄坊ぜんしようぼうに移ったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 おがわ バラ

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android