歪み形(読み)ユガミナリ

デジタル大辞泉 「歪み形」の意味・読み・例文・類語

ゆがみ‐なり【×歪み形】

ゆがんだ形。また、ゆがんだままにしておくこと。
当世女にして風俗腰つき―に」〈浮・椀久二世〉
いい加減。まがりなり。
「つれそふ男さへ堪忍せば、―にやれさて浮世と思へども」〈浮・一代女・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歪み形」の意味・読み・例文・類語

ゆがみ‐なり【歪形】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ゆがんだかたち。ゆがんだままにしておくこと。
    1. [初出の実例]「当世女にして風俗腰つきゆがみなりに」(出典:浮世草子・椀久二世(1691)上)
  3. いい加減。曲がりなり。
    1. [初出の実例]「ゆがみなりにやれ」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む