歪み形(読み)ユガミナリ

デジタル大辞泉 「歪み形」の意味・読み・例文・類語

ゆがみ‐なり【×歪み形】

ゆがんだ形。また、ゆがんだままにしておくこと。
当世女にして風俗腰つき―に」〈浮・椀久二世〉
いい加減。まがりなり。
「つれそふ男さへ堪忍せば、―にやれさて浮世と思へども」〈浮・一代女・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歪み形」の意味・読み・例文・類語

ゆがみ‐なり【歪形】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ゆがんだかたち。ゆがんだままにしておくこと。
    1. [初出の実例]「当世女にして風俗腰つきゆがみなりに」(出典:浮世草子・椀久二世(1691)上)
  3. いい加減。曲がりなり。
    1. [初出の実例]「ゆがみなりにやれ」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む