死に体(読み)シニタイ

デジタル大辞泉 「死に体」の意味・読み・例文・類語

しに‐たい【死に体】

相撲で、両者がほとんど同体に倒れたとき、つま先が上を向いて足の裏が返り、立ち直れないと判断された状態。⇔生き体
(比喩的に)個人組織が支持基盤を失って倒れそうである状態をいう。レイムダック。「支持率低下と閣僚辞任とで死に体政権」「業績不振で死に体会社

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「死に体」の解説

死に体

土俵際で倒れる際の体勢で、自力回復可能と判断される状態を生き体といい、不可能と判断された状態を死に体という。同時に落ちたと見られれば同体で、取り直しになる。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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