同体(読み)ドウタイ

デジタル大辞泉 「同体」の意味・読み・例文・類語

どう‐たい【同体】

同じからだ。一体であること。「一心同体
相撲で、両力士が同時に土俵上に倒れたり、土俵外に出たりすること。取り直しとなる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「同体」の意味・読み・例文・類語

どう‐たい【同体】

〘名〙
① 同じからだ。一つの体。また、一体であること。
往生要集(984‐985)大文四「所観衆相、即是三身即一之相好光明也。諸仏同体之相好光明也」 〔荘子‐大宗師〕
② 相撲で、土俵上に倒れたり土俵外に出た時、両力士が同じ体勢であること。勝負なしとして、取り直しとする。
※相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉駒ケ嶽の凋落太刀山独舞台太刀の方から下手投を打ち、駒も亦上手投を打返し、同体(ドウタイ)に柱の際に倒れたが、物言がつき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「同体」の意味・わかりやすい解説

同体
どうたい

相撲でまったく同時に落ちた二つの体のこと。審判委員が同体と認めた場合は,取り直しになる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

普及版 字通 「同体」の読み・字形・画数・意味

【同体】どうたい

一体。

字通「同」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android