死骨(読み)しこつ

精選版 日本国語大辞典 「死骨」の意味・読み・例文・類語

し‐こつ【死骨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 死人の骨。
    1. [初出の実例]「広々たる野のすすき一むら茂れる中に、死骨の中にぞ寝たりける」(出典:撰集抄(1250頃)七)
    2. [その他の文献]〔漢書‐趙充国伝〕
  3. 骨の破壊が進行した状態。現在は壊死骨という。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む