残の雪(読み)のこりのゆき

精選版 日本国語大辞典 「残の雪」の意味・読み・例文・類語

のこり【残】 の 雪(ゆき)

  1. 春先に降る雪。淡雪(あわゆき)
    1. [初出の実例]「のこりの雪の心をよみ侍りける」(出典:新古今和歌集(1205)春上・一〇・詞書)
  2. 消え残っている雪。ざんせつ。
    1. [初出の実例]「春立てのこりの雪は消ぬとも花をかたみにみてもへぬべし」(出典:恵慶集(985‐987頃))

のこん【残】 の 雪(ゆき)

  1. のこり(残)の雪(ゆき)
    1. [初出の実例]「遠山の花は残(ノコン)の雪かと見えて、浦々島々霞み渡り」(出典:屋代本平家(13C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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