残余電流(読み)ザンヨデンリュウ

化学辞典 第2版 「残余電流」の解説

残余電流
ザンヨデンリュウ
residual current

ボルタンメトリーなどの電気化学測定法において,電極活性物質を含まない電解液中で観測される微小電流のこと.溶液中に含まれる微量不純物電解電流や,電気二重層充電のために流れる容量性電流(capacity current)によるものである.これに対して,目的物質の電解によって流れる電流を,電解電流またはファラデー電流(faradaic current)という.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む