日本歴史地名大系 「母恋南町」の解説 母恋南町ぼこいみなみまち 北海道:胆振支庁室蘭市母恋南町大正一一年(一九二二)四月に成立した現在の室蘭市の町名。絵鞆(えとも)半島の南端部に位置し、北の御前水(ごぜんすい)町三丁目との境界に母恋富士(一六二メートル)があり、南端は地球(ちきゆう)岬で、その東側は金屏風(きんびようぶ)とよばれる断崖の海岸である。東部にトッカリショ浜、西部にチャラツナイ浜がある。もとは室蘭区大字札幌通(さつぽろどおり)の一部で、母恋市街の中央から南方一帯にあたり、ポコイ、ポンツクイ、「トツカリシユ」、ポロツクイの字名があり、大正一一年四月に室蘭区母恋南町となった(「大字廃止及町名番地改称の件」昭和一六年室蘭市史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by