毒賽・毒采(読み)どくざい

精選版 日本国語大辞典 「毒賽・毒采」の意味・読み・例文・類語

どく‐ざい【毒賽・毒采】

〘名〙 仕掛けのあるいんちきな賽。いかさまのさいころ
※歌舞伎・敵討噂古市(正直清兵衛)(1857)序幕「二両の金を取られてしまひ、その意趣返しに盆の上で、毒賽(ドクザイ)を打込んで直に金を取って来るから、ちっとの内貸してくれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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