毒賽(読み)どくざい

精選版 日本国語大辞典 「毒賽」の意味・読み・例文・類語

どく‐ざい【毒賽・毒采】

  1. 〘 名詞 〙 仕掛けのあるいんちきな賽。いかさまのさいころ
    1. [初出の実例]「二両の金を取られてしまひ、その意趣返しに盆の上で、毒賽(ドクザイ)を打込んで直に金を取って来るから、ちっとの内貸してくれ」(出典:歌舞伎・敵討噂古市(正直清兵衛)(1857)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む