毛彫象眼(読み)けぼりぞうがん

精選版 日本国語大辞典 「毛彫象眼」の意味・読み・例文・類語

けぼり‐ぞうがん‥ザウガン【毛彫象眼】

  1. 〘 名詞 〙 色絵にした上に、毛彫、片切(かたきり)を施した金属彫刻。細谷政守の創案
    1. [初出の実例]「政守〈略〉宗左衛門と称し、毛彫象眼といふものを創意して一流をなし」(出典:装剣奇賞(1781)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android