精選版 日本国語大辞典 「気を上ぐ」の意味・読み・例文・類語 き【気】 を 上(あ)ぐ ① 上気する。のぼせあがる。夢中になる。[初出の実例]「このとのゐ物ひき着ては臥したる心、いまだならはぬにきもあげつべし」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)② 気勢をあげる。元気づく。機をあぐ。[初出の実例]「度々(どど)の合戦に打ち勝って、兵皆気を挙げける上」(出典:太平記(14C後)八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例