気を兼ねる(読み)キヲカネル

デジタル大辞泉 「気を兼ねる」の意味・読み・例文・類語

・ねる

遠慮する。気がねをする。
「一家分散後は…よそ目にも気の毒なほど―・ねる」〈蘆花思出の記

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精選版 日本国語大辞典 「気を兼ねる」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 兼(か)ねる

  1. 他人に対して気をつかう。気がねをする。遠慮をする。
    1. [初出の実例]「夫の機嫌をはかり、姑の気(キ)を兼(カ)ね、子共おふしたつるなど」(出典評判記色道大鏡(1678)一四)

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