気色ばまし(読み)けしきばまし

精選版 日本国語大辞典 「気色ばまし」の意味・読み・例文・類語

けしき‐ばまし【気色ばまし】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「ばまし」は接尾語 ) けしきばんださまである。思わせぶりな態度である。きどっている。
    1. [初出の実例]「『いたうけしきばましや。この頃のおぼろ月夜にしのびてものせむ。まかでよ』とのたまへば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)末摘花)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android