気違い水（読み）キチガイミズ

デジタル大辞泉 「気違い水」の意味・読み・例文・類語

きちがい‐みず〔キちがひみづ〕【気違い水】

《飲むと正気を失うことがあるところから》酒のこと。

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精選版 日本国語大辞典 「気違い水」の意味・読み・例文・類語

きちがい‐みずキちがひみづ【気違水】

  1. 〘 名詞 〙 ( 飲むと正気を失う水の意から ) 酒の異称。〔漢語大和故事（1691）〕
    1. [初出の実例]「弟のやうに呑む時は、却って其身の害となり、気違(キチガ)ひ水(ミヅ)ではあるわいなう」(出典：歌舞伎・忠臣いろは実記（清水一角）（1873）)

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