水の低きにつく如し(読み)みずのひくきにつくごとし

精選版 日本国語大辞典 「水の低きにつく如し」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 の 低(ひく)きにつく如(ごと)

(「孟子‐梁恵王上」の「民帰之、由水之就一レ下、沛然誰能禦之」また、「孟子‐告子上」の「人性之善也、猶水之就一レ下也」から) ごく自然にものごとがはこぶたとえ。また、ものごとの自然のなりゆきは、人の力で止めがたいことのたとえ。
読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺「民を撫、国を治る事は、水のひききにつくに似たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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