水の月(読み)みずのつき

精選版 日本国語大辞典 「水の月」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 の 月(つき)

  1. 水面にうつる月影。すいげつ。転じて、目には見えるけれども、手に取ることができないもののたとえ。
    1. [初出の実例]「彼岸の遠きをしりて岩陰にみかけをやどす水の月哉」(出典:公任集(1044頃))

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