水不入(読み)みずいらず

精選版 日本国語大辞典 「水不入」の意味・読み・例文・類語

みず‐いらずみづ‥【水不入】

  1. 〘 名詞 〙 余計なものがまじっていないこと。特に、内輪の親しい者だけで、その他の者がまじっていないこと。
    1. [初出の実例]「此謡を聞覚え、水いらすの観世ふしを謡ひ」(出典:慶長見聞集(1614)四)
    2. 「若い女子若い男水入らずの二人連れ」(出典:浄瑠璃・信州川中嶋合戦(1721)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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