精選版 日本国語大辞典 「水先案内船」の意味・読み・例文・類語
みずさきあんない‐せんみづさき‥【水先案内船】
- 〘 名詞 〙 =みずさきせん(水先船)
- [初出の実例]「聞けばドーバー沖なりといふ。ここにて水先案内船去る」(出典:仏国風俗問答(1901)〈池辺義象〉附録)
…イギリスで初めてクルージング専門のヨットクラブが設立されたのが1880年,アメリカのスローカムJoshua Slocum(1844‐1910ころ)の単独世界周航が1895‐98年である。 このような航海に使うヨットは帆走漁船か水先案内船(パイロット・カッター)の中古が多く,新造するときもこれらの経験豊かな実用船の構造をまねた。当時の水先案内は四季を問わず沖合で入港船を待ち受け,船がくると早いもの勝ちで水先案内を買って出て移乗するというものだったから,耐航性と優れた帆走性能が必要であった(図2)。…
※「水先案内船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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