水洟(読み)ミズバナ

デジタル大辞泉 「水洟」の意味・読み・例文・類語

みず‐ばな〔みづ‐〕【水×洟】

みずっぱな」に同じ。 冬》「―や鼻の先だけ暮れ残る/竜之介

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「水洟」の意味・読み・例文・類語

みず‐ばな みづ‥【水洟】

〘名〙 水のようにしたたる薄い鼻汁。みずっぱな。《季・冬》
仮名草子仁勢物語(1639‐40頃)下「みづばなの垂るに」

みずっ‐ぱな みづっ‥【水洟】

〘名〙 水のようにうすい鼻汁。みずばな。
洒落本田舎芝居(1787)五「水っぱなのうすすり上る貧乏野郎に」

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