氷を踏む(読み)こおりをふむ

精選版 日本国語大辞典 「氷を踏む」の意味・読み・例文・類語

こおり【氷】 を 踏(ふ)

  1. ( 薄くてわれやすい氷の上をふむ意から ) きわめて危険で恐ろしいことのたとえ。薄氷を踏む。氷を歩む。
    1. [初出の実例]「危若淵。慎如氷」(出典続日本紀‐天平宝字元年(757)八月甲午)
    2. 「諏訪の海や氷を踏みて渡る世も神し守らば危からめや〈宗良親王〉」(出典:新葉和歌集(1381)神祇・六一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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