氷食谷階段(読み)ひょうしょくこくかいだん

最新 地学事典 「氷食谷階段」の解説

ひょうしょくこくかいだん
氷食谷階段

glacial steps ,glacial stairway

氷食谷の縦断面は,河谷のように滑らかな曲線ではなく,上流側に緩,下流側に急の階段状を示し,特に上流部で顕著である。氷食谷階段の各段面は,しばしば逆傾斜を示して凹地(谷窪)となり,氷河消失後は湖をたたえることが多い。谷を横切り,比較的突出した羊背岩からなる帯状部分を谷柵(こくさく)(riegel)といい,山脚の延長部にある。成因については,氷食前の遷移点の部分が残るとする説,岩質の差(節理の少ない部分が残る)による説,支氷河の合流による説などがある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 林原 陽子

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む