羊背岩(読み)ヨウハイガン

デジタル大辞泉 「羊背岩」の意味・読み・例文・類語

ようはい‐がん〔ヤウハイ‐〕【羊背岩】

羊群岩ようぐんがん

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精選版 日本国語大辞典 「羊背岩」の意味・読み・例文・類語

ようはい‐がんヤウハイ‥【羊背岩】

  1. 〘 名詞 〙 氷河浸食作用によってつくられた、ひつじの背のような形をした岩石の小丘群をいう。羊群岩

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「羊背岩」の意味・わかりやすい解説

羊背岩
ようはいがん
roche moutonnée

氷河研磨作用によってなめらかな丸みを帯びた岩盤の突起群。羊の群れのようにみえるので羊群岩ともいう。表面には氷河の擦痕が残されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「羊背岩」の意味・わかりやすい解説

羊背岩
ようはいがん

羊群岩

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世界大百科事典(旧版)内の羊背岩の言及

【氷河地形】より

…基盤岩の突出部の下流側などのように局部的に生じた負圧部では,岩塊が下流側にもぎ取られ(プラッキングplucking),ごつごつした地形がつくられる。氷河によってつくられる小さな凸地形としては羊背岩roche moutonnée(フランス語。羊群岩ともいう),鯨背岩whaleback rockなど,凹地形としては擦痕溝や大きな樋(とい)のような形をしたグルーブgrooveなどがある。…

※「羊背岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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