永久寺門前(読み)えいきゆうじもんぜん

日本歴史地名大系 「永久寺門前」の解説

永久寺門前
えいきゆうじもんぜん

[現在地名]金沢東山ひがしやま二丁目

西養寺さいようじ町の中ほど付近から北の永久寺へ至る通りに沿う町。享保町絵図に町名みえ、金沢大火事記(加賀藩史料)によれば宝暦九年(一七五九)の大火で二〇軒が焼失している。明治四年(一八七一)町内の二軒が西養寺町の一部などと合併し下小川しもおがわ町となり、残りが町の一部などと合併し上小川町となった(「御布告留帳」加賀藩史料)。高野山真言宗永久寺はもと下白山(白山本宮付近)にあり一王寺と号していたが、金沢へ移ってからは金沢寺と号したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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