永野賢(読み)ナガノ マサル

20世紀日本人名事典 「永野賢」の解説

永野 賢
ナガノ マサル

昭和・平成期の日本語学者 東京学芸大学名誉教授



生年
大正11(1922)年3月5日

没年
平成12(2000)年10月3日

出生地
千葉県君津市

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部国文学科〔昭和19年〕卒

学位〔年〕
文学博士(上智大学)〔平成3年〕

主な受賞名〔年〕
都留スミス賞〔昭和62年〕,勲三等瑞宝章〔平成10年〕

経歴
東京大学国語研究室副手、同特別研究生、国立国語研究所員、東京学芸大学教授を経て、名誉教授。のち就実女子大学教授、昭和女子大学教授。主な著書に「文章論総説」「学校文法概説」「悪文の自己診断と治療の実際」「ことばの風俗誌」などの他、「新潮日本文学アルバム山本有三」「山本有三正伝」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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