精選版 日本国語大辞典 「求め失う」の意味・読み・例文・類語
もとめ‐うしな・う‥うしなふ【求失】
- 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 さがしそこなう。見うしなう。
- [初出の実例]「右件田之残直・請文雖有、当時求失了」(出典:高野山文書‐建仁三年(1203)三月日・僧寛全田直皆納状)
- 「念珠をもとめうしなひて、あしたに袈裟にまつはりて有けるをみて」(出典:続古今和歌集(1265)釈教・八一八・詞書)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...