汚びれる(読み)きたなびれる

精選版 日本国語大辞典 「汚びれる」の意味・読み・例文・類語

きたな‐び・れる【汚びれる】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]きたなび・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 品性行動が卑しく劣っている。卑怯(ひきょう)な行動をする。
    1. [初出の実例]「きたなびれて敵に笑はるなと仰せられければ」(出典:太平記(14C後)五)
    2. 「汚なびれた事もいはれず、大様な顔して」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む