品性(読み)ヒンセイ

デジタル大辞泉 「品性」の意味・読み・例文・類語

ひん‐せい【品性】

道徳的基準から見た、その人の性質人格。「品性を養う」「教育者としての品性を疑う」
[類語]ひと人柄為人ひととなり人物人格器量度量うつわにん人間人間性品格徳性人品性格性質性向性情気質たちしょう性分しょうぶん気性きしょう気立て心柄こころがら心根こころね心性しんせい資性資質個性キャラクターパーソナリティー

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精選版 日本国語大辞典 「品性」の意味・読み・例文・類語

ひん‐せい【品性】

  1. 〘 名詞 〙 人柄。人品。人格。多く、道徳的な基準で見る場合にいう。また、すぐれた人柄であること。
    1. [初出の実例]「精細に心を用ふる品性の」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)
    2. 「梅子嬢の品性(ヒンセイ)一段の奥ゆかしさを加へて居る」(出典:富岡先生(1902)〈国木田独歩〉三)

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普及版 字通 「品性」の読み・字形・画数・意味

【品性】ひんせい

人品。

字通「品」の項目を見る

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