江古田層(読み)えごたそう(その他表記)Egota formation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江古田層」の意味・わかりやすい解説

江古田層
えごたそう
Egota formation

東京都中野区江古田の洪積台地を開析した谷部に小規模に分布する泥炭質の地層カラマツチョウセンゴヨウトウヒなどの寒冷気候を示す植物化石を産出するので有名。長らく関東ローム層堆積以後の完新世前期のものと考えられていたが,今日では約 2万年前,更新世洪積世後期のものとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android