江古田層(読み)えごたそう(その他表記)Egota formation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江古田層」の意味・わかりやすい解説

江古田層
えごたそう
Egota formation

東京都中野区江古田の洪積台地を開析した谷部に小規模に分布する泥炭質の地層カラマツチョウセンゴヨウトウヒなどの寒冷気候を示す植物化石を産出するので有名。長らく関東ローム層堆積以後の完新世前期のものと考えられていたが,今日では約 2万年前,更新世洪積世後期のものとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む