ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江古田層」の意味・わかりやすい解説 江古田層えごたそうEgota formation 東京都中野区江古田の洪積台地を開析した谷部に小規模に分布する泥炭質の地層。カラマツ,チョウセンゴヨウ,トウヒなどの寒冷気候を示す植物化石を産出するので有名。長らく関東ローム層堆積以後の完新世前期のものと考えられていたが,今日では約 2万年前,更新世(洪積世)後期のものとされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by