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更新世 こうしんせい Pleistocene Epoch

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

更新世
こうしんせい
Pleistocene Epoch

地質時代の年代区分の一つで,新生代第四紀を二分したときの前半の洪積世,最新世ともいう。人類の出現した時期で,約 258万8000年前から約 1万1700年前の期間にあたる。およそ氷河時代に相当し,氷期間氷期を数回繰り返し,古気候,海水準の変動,生物群の変遷,火山活動などに著しい特徴がある。

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デジタル大辞泉の解説

こうしん‐せい〔カウシン‐〕【更新世】

地質時代の区分の一。新生代第四紀の大部分で、170万年前から1万年前まで。氷期間氷期を繰り返した氷河時代で、人類の歴史では旧石器時代にあたる。最新世。洪積世。

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百科事典マイペディアの解説

更新世【こうしんせい】

第四紀の前半の地質時代名。164万年前から1万年前まで。ライエルは1832年に新鮮新世としたものを,1839年に更新世と改めた。この時代はいわゆる大氷河時代であり,氷河を背景にして人類が進化した時代である。
→関連項目毛サイ剣歯虎洪積台地ステゴドン第四紀ドナウ氷期ナウマンゾウマストドンマンモスメガテリウム藍田原人

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大辞林 第三版の解説

こうしんせい【更新世】

新生代第四紀の前半。約 258 万年前から約 1 万 1700 年前までの期間。この時代には汎世界的に 4 回の氷期と 3 回の間氷期が認められている。人類が出現した時期。氷河時代。最新世。洪積世こうせきせい。 〔従来は 170 万年前から始まったとされていたが、2009 年 6 月に国際地質科学連合(IUGS)により、新しい定義が批准された〕 → 第四紀完新世

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

更新世
こうしんせい
Pleistocene

地質時代の区分の一つ。地質時代第四紀は更新世と完新世に二分される。更新世は約258万年前から1万1700年前までの時代で、第四紀の大部分を占める。2008年、国際地質科学連合IUGS)はグリーンランド氷床コア(氷床を掘削して採取した円柱試料)における、ヤンガー・ドリアス期(最終氷期から現在の温暖期へ移行するまでの間の一時的に気候が寒冷化した時期)が終わって温暖になり始める時期をもって更新世と完新世の境界とした。もともとは、イギリスの地質学者ライエルが1839年に、軟体動物化石群に現生種が90%以上含まれる地層を更新統と命名し、更新統の堆積(たいせき)した期間が更新世であるとされていた。日本では洪積世も更新世と同じ意味で使われることがあるが、洪積層は洪水による堆積物を意味し、元来、北欧の氷河堆積物をこうよんだことに発しており、現在洪積世の呼称は国際的には使用されていない。なお、更新世の気候、生物などについては別項「第四紀」を参照されたい。[矢島道子]

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世界大百科事典内の更新世の言及

【洪積世】より

…地質時代区分の一つ。更新世(最新世ともいう)Pleistoceneと同義である。新生代は,哺乳類時代とよばれ,第三紀と第四紀に区分されるが,両紀の境界は,人類および現在型の哺乳類が現れ,温暖な気候が寒冷化して氷河が発達し始めた時期においており,第四紀は,人類時代とも氷河時代ともよばれる。…

【第四紀】より

…新生代の第三紀の後につづく紀で,地質時代の最後の紀である。第四紀はさらに氷河時代の更新世(洪積世)と後氷期の完新世(沖積世)に区分され,全体が約200万年前から現在までを含む時代である。なお,慣用的に〈だいよんき〉と読まれるが,正しくは〈だいしき〉と読む。…

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