洪積世(読み)こうせきせい

世界大百科事典 第2版の解説

こうせきせい【洪積世 Diluvium】

地質時代区分の一つ。更新世(最新世ともいう)Pleistoceneと同義である。新生代は,哺乳類時代とよばれ,第三紀と第四紀に区分されるが,両紀の境界は,人類および現在型の哺乳類が現れ,温暖な気候が寒冷化して氷河が発達し始めた時期においており,第四紀は,人類時代とも氷河時代ともよばれる。時代区分の基準は,第18回国際地質学会議(1948,ロンドン)で設定された。 第四紀は,さらに,洪積世(更新世)と沖積世(完新世)に区分され,地球の歴史の現代に当たる沖積世より以前の,200万~1万年前が洪積世である。

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精選版 日本国語大辞典の解説

こうせき‐せい【洪積世】

〘名〙 地質時代の区分の一つ。新生代第四紀に属し、約一七〇万年前から一万年前までをいう。地球上の気温の高低が顕著で、四回の氷期と三回の間氷期が訪れ、氷河時代と呼ばれる。マンモスなどの哺乳類が栄え、はじめて人類が出現した。現在では、一般に更新世の語が用いられる。最新世。

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世界大百科事典内の洪積世の言及

【第四紀】より

…新生代の第三紀の後につづく紀で,地質時代の最後の紀である。第四紀はさらに氷河時代の更新世(洪積世)と後氷期の完新世(沖積世)に区分され,全体が約200万年前から現在までを含む時代である。なお,慣用的に〈だいよんき〉と読まれるが,正しくは〈だいしき〉と読む。…

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