日本歴史地名大系 「池の観音」の解説 池の観音いけのかんのん 佐賀県:東松浦郡相知町平山上村池の観音[現在地名]相知町大字平山上字池分八幡岳(七六三・六メートル)の山頂に八幡大菩薩の石祠があり、山名もこれによるという。源為朝の臣鎌田政家がここに人見櫓を築いたとも伝える。池集落は八幡岳山頂近くにある。豪農友田家が居住し、天和四年(一六八四)銘の墓がある。享保二年(一七一七)友田喜平が建立した観音像のほか、仏舎・仁王・池の大神宮がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by