池亀庄(読み)いけがめのしよう

日本歴史地名大系 「池亀庄」の解説

池亀庄
いけがめのしよう

活亀庄、池上庄と書かれることもあり、現熊本市池亀町を中心として、旧飽田あきた郡の北西部、今日の熊本市北西部と飽託ほうたく河内かわち町にまたがるとみられる。同市西部に旧池上いけのうえ村があるが当荘域には含まれない(事蹟通考、「鹿子木親員知行目録」鹿子木文書)

成立経過や領主などは不明だが、建永元年(一二〇六)八月日の沙弥行西譲状(詫摩文書)に「池上領」とみえ、それより以前に成立していたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android