日本歴史地名大系 「平山」の解説
平山
ひらやま
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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中国、河北(かほく)省南西部の県。石家荘(せきかそう)地級市に属する。山西(さんせい)省より太行(たいこう)山脈を越えて河北平野に流れ込む滹沱河(こだが)の谷口に位置する。人口49万7300(2014)。県域の大部分は滹沱河の支流域で、西境は山西省に接する。交通路の要衝にあって早くから開発が進み、漢代には蒲吾(ほご)県が置かれ、唐代に平山県と改められた。滹沱河をさかのぼった西柏坡(せいはくは)には、中華人民共和国成立直前の1948年5月から翌1949年3月まで中国共産党の中央が置かれた。滹沱河主流には崗南(こうなん)、黄壁庄(こうへきしょう)など大型ダムが設けられ、安定した灌漑(かんがい)用水を供給している。平野部では小麦、トウモロコシ、綿花、ラッカセイなどを産出する。天桂(てんけい)山、平山温泉などの観光地がある。
[秋山元秀・編集部 2017年3月21日]
…清酒醸造のほか,縫製,食品などの地場産業があり,大手の電機会社とその下請関連企業も立地する。温泉は,中心部に山鹿温泉(単純泉,39~45℃),市街地の北部に熊入温泉(単純泉,42℃),市街地の北西方に平山温泉(単純硫化水素泉,45~49℃)がある。和紙とのりで作る民芸品山鹿灯籠を大宮神社に奉納する8月15~16日の夜は,千人山鹿灯籠踊でにぎわう。…
…また湧別川上流左股沢に流紋岩の球顆(きゆうか)が露出している。湧別川河畔に白滝温泉(単純泉,27℃)があり,高山植物群落と大雪山系の眺望にすぐれる平山(1771m)への登山基地ともなっている。【岡本 次郎】。…
…南北朝期には青蓮院門跡の管掌下に置かれ,尊称して〈御荘〉とよんだのが以後通称となり,近世宇和島藩の地方十組のうちにも御荘組がある。真珠,ハマチの養殖,甘夏栽培が盛んで,御荘湾北岸の平山は県下真珠養殖の発祥地,南岸の中浦は古くからの漁港である。菊川にはカワウソ(特天)の自然保護施設(かわうそ村)がある。…
※「平山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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