日本歴史地名大系 「池在村」の解説 池在村いけざいむら 大分県:大野郡朝地町池在村[現在地名]朝地町池田(いけだ) 池在瀬口(せぐち)村の西、市万田(いちまんだ)川流域にある。一四世紀頃のものと推定される年未詳一二月二四日の新一とされる某奉書(天理図書館蔵三聖寺文書)に「上村南方論所内池佐恵与征矢木堺」とみえる。「池佐恵」は池在、「征矢木」は北部のサヤノ木に比定される(大野町史)。大野庄上(かみ)村南方に属する両所境の下地一町ほどをめぐっては、地頭と直北尼公との間で相論となっていたが、地頭の申出により和与となり、論所は中分されることになった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by