池田館村(読み)いけだたちむら

日本歴史地名大系 「池田館村」の解説

池田館村
いけだたちむら

[現在地名]富山市水橋池田館みずはしいけだたち

白岩しらいわ川左岸沿いに位置し、南は池田町いけだまち村。村名は池田氏の館があったことに由来するという(越中志徴)正保郷帳では「池田ノ館村」とみえ、高三七六石余、田方二三町二反余・畑方一町九反、新田高二三石余。明暦二年(一六五六)の村御印留では草高二六二石・免四ツ、小物成は鮭役九匁・鱒役一三匁。寛文一〇年(一六七〇)の村御印でも変化なく(三箇国高物成帳)、天和二年(一六八二)の検地引高八四石などにより、天保一一年(一八四〇)には打銀高一八七石(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android