伊勢屋(読み)イセヤ

精選版 日本国語大辞典 「伊勢屋」の意味・読み・例文・類語

いせ‐や【伊勢屋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 伊勢出身の商人がつけた自分の店の屋号。また、その商人。
    1. [初出の実例]「浜荻(はまおぎ)でござると伊勢屋じゃうを張り」(出典:雑俳・藐姑柳(1785)三月二五日)
  3. ( 近世、伊勢出身の商人は極めて倹約家が多かったところから ) けちな人間をいう。伊勢乞食(いせこじき)
    1. [初出の実例]「尾かしらの無いがいせやの初がつほ」(出典:雑俳・柳多留‐一七(1782))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む