沈み臥す(読み)しずみふす

精選版 日本国語大辞典 「沈み臥す」の意味・読み・例文・類語

しずみ‐ふ・すしづみ‥【沈臥】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙
  2. 病気などで床につく。寝こむ。
    1. [初出の実例]「冷泉院上皇自去月朔煩赤痢給、入此月後沉臥」(出典:権記‐寛弘八年(1011)一〇月九日)
  3. もの思いにしずんで寝込む。
    1. [初出の実例]「胸ふたがりて、われも涙をとどめやらで、またしづみふし給ひぬ」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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