沈渣(読み)ちんさ

精選版 日本国語大辞典 「沈渣」の意味・読み・例文・類語

ちん‐さ【沈渣】

  1. 〘 名詞 〙 液体の底に沈んでたまったかす。澱(おり)沈殿物
    1. [初出の実例]「又法金を消塩酸に溶し加里液を加て酸化金を沈降し其沈渣を諳摸尼亜に浸し乾」(出典:舎密開宗(1837‐47)内)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android