沓の子打つ(読み)くつのこうつ

精選版 日本国語大辞典 「沓の子打つ」の意味・読み・例文・類語

くつ【沓】 の 子(こ)(う)

  1. くつの底に打ち並べられた釘のように、大勢の人やたくさんの物がすきまもなく立ち並ぶ。一説に、「くつのこ」は牛馬の口にかぶせる「口の籠(こ)」で、そのように身動きもできないほどにたてこんでいることともいう。
    1. [初出の実例]「思々に鎧たる兵十万余騎、甲の星を輝かし、鎧の袖を重て、沓(クツ)の子(コ)を打たるが如くに道五六里か程支たり」(出典太平記(14C後)六)

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