沓掛新田(読み)くつかけしんでん

日本歴史地名大系 「沓掛新田」の解説

沓掛新田
くつかけしんでん

[現在地名]豊明市大久伝おおくて町・新田しんでん町・三崎みさき

「寛文覚書」の沓掛村の項に「概後一高千六拾四石八斗三合 寛文五辰 同所新田、田畑百弐拾九町八反弐畝拾三歩 内田方九拾四町八反三畝七歩 同井懸り 畑方三拾四町九反九畝六歩」とある。これが沓掛新田で、高の合計には沓掛村および沓掛中島くつかけなかしま村の新田が含まれる。沓掛新田は天和二年(一六八二)の「沓懸村中嶋新田之内替知ニ請取帳」(中島文書)によれば「愛知郡沓掛村新田戌年 公儀ヘ上リ申ニ付」とあり、この時上り知となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android