沖つ櫂(読み)オキツカイ

デジタル大辞泉 「沖つ櫂」の意味・読み・例文・類語

おき‐つ‐かい【沖つ×櫂】

沖をこぐ船の櫂。
「―いたくなねそ」〈・一五三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「沖つ櫂」の意味・読み・例文・類語

おきつ【沖つ】 櫂(かい)

  1. 沖をこぐ船のかい沖つ楫(かじ)。⇔辺(へ)つ櫂
    1. [初出の実例]「いさなとり 淡海の海を 沖さけて 漕ぎくる船 辺つきて 漕ぎ来る船 奥津加伊(おきつカイ) いたくな撥ねそ 辺つ櫂 いたくな撥ねそ」(出典万葉集(8C後)二・一五三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む