沖ノ浦(読み)おきノうら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「沖ノ浦」の意味・わかりやすい解説

沖ノ浦
おきノうら

兵庫県北部,日本海に面する香美町の柴山湾西岸にある漁業集落。北西季節風を避けるのに絶好の風待ち港として知られ,寛文4 (1664) 年船番所が置かれた。同 12年に河村瑞賢が積み荷の安全を確保するため漕務場を設置。現在は漁港山陰海岸国立公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む