沖懸(読み)おきがけ

精選版 日本国語大辞典 「沖懸」の意味・読み・例文・類語

おき‐がけ【沖懸】

  1. 〘 名詞 〙 船に乗って沖を行くこと。
    1. [初出の実例]「直江の津より船に召して、米山をおきがけに三十三里のかりやはまかつき、しらさきを漕ぎ過ぎて」(出典:義経記(室町中か)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android