沢田宗山(読み)サワダ ソウザン

20世紀日本人名事典 「沢田宗山」の解説

沢田 宗山
サワダ ソウザン

明治〜昭和期の陶芸家,図案家



生年
明治14(1881)年5月31日

没年
昭和38(1963)年3月8日

出生地
京都市

本名
沢田 誠一郎

学歴〔年〕
京都市立美術工芸学校〔明治33年〕卒

経歴
明治37年京都市の命で工芸図案研究のため米国留学、38年にはコロンビア大学講義を行った。41年京都に沢田図案研究所設立、大正2年農商務省図案及び応用作品展(のちの工芸展)に図案作品が多数入選、その後も同展に発表。6年京都伏見に窯を築き作陶、昭和3年帝展特選、5年帝展審査員となった。10年からは個展を主に発表。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢田宗山」の解説

沢田宗山 さわだ-そうざん

1881-1963 明治-昭和時代の陶芸家,図案家。
明治14年5月31日生まれ。アメリカ留学ののち,明治41年京都に沢田図案研究所を設立。大正6年伏見に窯をきずき,作陶に専念。昭和3年帝展で特選となり,のち同展審査員をつとめた。昭和38年3月8日死去。81歳。京都出身。京都市美術工芸学校卒。本名は誠一郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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