特選(読み)トクセン

デジタル大辞泉 「特選」の意味・読み・例文・類語

とく‐せん【特選/特×撰】

特別にすぐれたものとして選び出すこと。また、そのもの。「―品」
展覧会などで、審査結果、特にすぐれていると認められること。また、そのもの。「―で入賞する」
[類語]粒揃い有数優れる秀でる偉い優等優秀秀逸錚錚そうそう一廉ひとかど長ずるける良い良好良質優良選り抜き選りすぐる選抜簡抜抜粋精選厳選粒選り一粒選り選り抜く白羽の矢が立つ

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精選版 日本国語大辞典 「特選」の意味・読み・例文・類語

とく‐せん【特選・特撰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すぐれたものを特別にえらび出すこと。また、そのえらばれるもの。
    1. [初出の実例]「其或は特選を要する者は其人学識の傑出するのみならす兼て其品行徳望顕著にして」(出典:教部省口達書‐明治九年(1876)一月一五日)
    2. [その他の文献]〔馬融‐日蝕疏〕
  3. 審査の結果、特にすぐれていると認めること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「この彫像が特選(トクセン)に入選したのは寧(むし)ろ当然である」(出典:盲獣(1931‐32)〈江戸川乱歩〉レウ国の女王)

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普及版 字通 「特選」の読み・字形・画数・意味

【特選】とくせん

特に選任する。〔後漢書、王允伝〕中元年、巾のる。特にばれて豫州刺に拜せらる。~巾の別帥を討して、大いに之れを破る。~受數十なり。

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