油差す(読み)あぶらさす

精選版 日本国語大辞典 「油差す」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐さ・す【油差】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 ( 「あぶらざす」とも ) 器具などに油や油脂を塗る。灯火用などとして油を注入する。
    1. [初出の実例]「車の鎋に膏(アブラサシ)、敗傷せざらしめて、至到する所有るがごとく」(出典:蘇悉地羯羅経略疏寛平八年点(896)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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