沼正三(読み)ぬま しょうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沼正三」の解説

沼正三 ぬま-しょうぞう

?-? 昭和後期-平成時代の覆面作家筆名
昭和31年から「奇譚クラブ」に「家畜人ヤプー」を連載,45年に刊行されると幻想的マゾヒズム小説の奇書評判になった。作者として出版代理人天野哲夫(1926-2008)が名のりでたが,のち否定した。真相は不明。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android