真相(読み)シンソウ

デジタル大辞泉 「真相」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう〔‐サウ〕【真相】

ある物事の真実のすがた。特に、事件などの、本当の事情・内容。「真相を究明する」
[類語]事実・真実・現実・実情・実態・実際・本当・事情・実況・実相・得体・現実・現実的・実際的・実地・現に・臨場感・リアル・有りのまま・有り様よう・実まこと・史実・真正・実の・正真正銘・紛れもない・他ならない

しんそう〔シンサウ〕【真相】

⇒相阿弥そうあみ

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精選版 日本国語大辞典 「真相」の意味・読み・例文・類語

しん‐そう‥サウ【真相】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 真実のすがた。実際の有様。世間に知られていたのとは違う、ほんとうの事情や内容。
    1. [初出の実例]「葉公珍二仮借一、秦鏡照二真相一」(出典:性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)
    2. 「其皮相なる物語はきはめて甲斐なきものに似たれど其真相(シンサウ)を見るに及びて頗る深意ありと思はる」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上)
    3. [その他の文献]〔洛陽伽藍記‐修梵寺〕
  2. [ 2 ] 室町後期の画家。足利義政・義尚・義稙に仕えた同朋衆で、真芸(芸阿彌)の子。相阿彌とも呼ばれ、三阿彌の一人。造園、立花(たてはな)、茶器の鑑定にもすぐれる。水墨画に長じ、画風は牧谿(もっけい)の技法を学び、また、祖父真能(能阿彌)の作風を継承して阿彌派の画風を完成。代表作「山水襖絵」(大徳寺大仙院蔵)。また、座敷飾の伝書「君台観左右帳記」を編纂した。大永五年(一五二五)没。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「真相」の意味・わかりやすい解説

真相
しんそう
(?―1525)

室町後期の画家。号は松雪斎、鑑岳。将軍足利義政(あしかがよしまさ)に仕えた同朋衆(どうぼうしゅう)で、相阿弥(そうあみ)とも称した。真能(能阿弥)の孫、真芸(芸阿弥)の子で、いわゆる三阿弥の一人。祖父、父と同様、将軍家関係の書画・唐物(からもの)の鑑定や座敷飾り、連歌(れんが)など多方面に才能を発揮、作庭にも従事した。唐物奉行(ぶぎょう)として3代の阿弥の仕事の集大成ともいうべき『君台観左右帳記(くんだいかんそうちょうき)』は相阿弥の尽力によるものである。画は牧谿(もっけい)様を慕い、また能阿弥の作風をも継承して阿弥派の画風を完成した。それは柔らかな筆致と濃淡の墨色の変化を巧みに使った湿潤なもので、日本的情感を画面に盛り込むことに成功した。代表作に『瀟湘八景図襖絵(しょうしょうはっけいずふすまえ)』(1513、京都・大仙院)や『山水図屏風(びょうぶ)』(メトロポリタン美術館)などがある。

[榊原 悟]

『衛藤駿著『日本美術絵画全集6 相阿弥/祥啓』(1981・集英社)』


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改訂新版 世界大百科事典 「真相」の意味・わかりやすい解説

真相 (しんそう)

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百科事典マイペディア 「真相」の意味・わかりやすい解説

真相【しんそう】

→相阿弥(そうあみ)

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デジタル大辞泉プラス 「真相」の解説

真相

米国の作家ロバート・B・パーカーのハードボイルド小説(2003)。原題《Back Story》。「スペンサー」シリーズ。

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普及版 字通 「真相」の読み・字形・画数・意味

【真相】しんそう

実相。

字通「真」の項目を見る。

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世界大百科事典(旧版)内の真相の言及

【相阿弥】より

…芸阿弥の子。姓名は中尾真相。松雪斎,鑑岳と号す。…

※「真相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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